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2010年12月20日 (月)

原chan BLOG / 2010 MORIWAKI FISHING GP 最終戦 

今日は釣りGPの最終戦です。

各々チャンピオンを目指し、朝4時30分に出発。一路戦場に向かいました。

現場に到着し、それぞれジャンケンで決まった船に乗り込み、好きな場所を目指し

出発しました。ジャンケンで勝ちあがり、社長の船に乗る権利を獲得したのは初戦

からトップを一度も譲らない”A君”なので、このままトップを走ってしまうのではないか?

と一抹の不安を抱きましたが「こんなものは下駄を履くまでわかりゃーしねーよ」と

気を取り直し船に乗り込みました。私の船は強敵”NK君”と”一発屋S君”の3人です。

強敵”NK君”には、昨年ワラサ75cmを釣られて逆転された苦い経験が有り、また

今年も現在2位を走っている手強いライバルですが、それ以前に”NK君”と”S君”と

3人で協力し、釣れるポイントを探さなくてはなりません。最初選んだ場所は、

ライバル船が集結していたが、あまり良い釣果が得られず、私達は早めに移動し

このポイントで釣ろうと決め、竿を下ろしてはみたがポジション的に潮の流れが

”NK君”有利な方向に流れていて、私は不利なポジションになってしまったが

諦めず、ひたすらあたりの来るのを待っていると、最初にポイント確実なカワハギ

を釣ると、他の2人もポイントにならないカワハギを上げ始めました。我々3人組は、

カワハギ専用の仕掛けではないので合わせが難しいのですが、私の竿と腕?は

鋭く反応するので問題ありません。私は連続で25cm以上のカワハギを釣り上げ、

3ポイントは確実な状況です。

「よし、うまくいくと2位くらいには食い込めるかもしれない」とより一層気合が入りました。

この場所に来て約1時間が経過した頃、コツンとあたりが来たので、思い切りしゃくり

あげ、確実に口の上に針が刺さったことを確認し、ゆっくり巻き上げ始めたが、

そんなに引きがないので「何だ面白くない」と思いながら底から20mくらい巻き上げたら

グググーッとものすごい勢いで引っ張られ、35mまで戻されました。よし、魚は何か

分からないが、大きいことは間違いない。落ち着いて上げようそれから何回も引き

戻したり引っ張られたりしながらも、なんとか魚の姿が見え始めると、船頭さんが

「ウスバハギだ」と大きな声を張り上げ、タモを出すとまた15mくらい引き戻されてしまい

簡単には上がってきません。船頭さんが「この魚は馬力があるから時間をかけないと

切られるぞ」と叫んでいます。私も、魚と力比べは絶対にしないよう慎重に時間をかけ

海面まで引き上げ、なんとか船頭さんのタモに入りました。でかい、これで

チャンピオンに近づいた。私の真後ろの席にいる”NK君”は「ウォー」と言っただけで

一言もほめてくれず、自分の竿先をみつめ、何か願っているような後姿でした。

余裕の私は、一服しながら”NK君”の釣竿を見ていると、グググーと海面に吸い

込まれていきます。最初はカワハギかな?と冷静に見ていたのですが、”NK君”は

「引きが違う。これは鯛の引きだ」と言ったので、若干不安になってきました。

徐々に海面まで引き上げると、赤い色の魚が見えてきたので「外面は良い鯛だね」

と言ったが、心の中では”切れろ、鯛逃げろ”と鯛の応援をしていたが、私の願いも

通じず、残念ながら船頭さんのタモの中に入ってしまいました。しかし、「大きさでは

15cm以上私のほうが大きいから計量が楽しみだな。いくらでもかかってきなさい」

と余裕は見せたものの、内心は穏やかではなくなり焦りが出た為、その後少しも

食いついてきません。

いたずらに時間ばかり経過し、終了の時間が来ました。私と”NK君”は竿を納めた

のですが、一発屋の”S君”は一向に竿を納める気配が無いので「S君ルール違反だよ

時間外に釣っても無効だよウァハッハッ」と上から目線で言うと、未だ大物が食い

ついていない”S君”は「真っ赤な顔になって何なんですか?その勝ち誇った

話しかたは」と、文句を言います。その態度が面白くて”NK君”と二人でからかって

いましたが、”S君”の粘りも効果なくついに終了となりました。

港に戻り、計量の時がやってきました。…君1点…君3点と順調に進み”NK君”の

計量になり、鯛の点数が7点、他の魚で、2点合計9点を取り、周辺からため息が

漏れました。現在トップを走る”A君”の結果は伸び悩み、クエマスの3点のみだった。

そうなると私が逆転優勝だと確信し、計量が始まりました。

先ず大物を計量すると、結果55cmと来たので、”よしやった2と得点表を見ると

35cm以上は記載されておりません。審査委員長の社長に確認を求めたところ、

残念ながら35cm以上は同じ点数だと裁定が下され3ポイントでした。私は、他の魚

でも3ポイントを上げ、6ポイントで逆転の夢は叶わず、はかなく敗れ去り”NK君”の

逆転優勝で私の結果は3位となりました。

N_2 H_2

N H

しかし結果はともかく釣り大会を始めてから面白い現象が現れ始めました。

ほとんどの人達は、自分で考えた仕掛け作りに集中し、いかに魚をおびき寄せる

かがメインテーマで楽しんでいますが、私は仕掛けにはこだわらず、与えられた

仕掛け(市販品)で満足していますが、食いついた獲物は絶対に逃がさない事を

重視しています。

あれ何か感じません?そうなんです、工場の人は遊びでも普段の研究癖が抜けず

新たにいろいろ開発する喜びを感じ、私は営業癖が抜けず、与えられたチャンスを

いかに物にする事が出来るかと言う事に喜びを求めるなんて、絶対職業病ですね。


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