高橋裕紀、江紀に捧げる3位表彰台獲得
高橋、弟の江紀に表彰台を捧げる。
高橋裕紀がイアンノーネの転倒で得た3位を守り、エストリルでの表彰台を
弟・江紀に捧げた。
彼にとっては極限的に辛い週末であり、全力でポルトガルGPに集中してい
たが、やはり家族や事故に遭った弟の事が頭や心から離れなかったことだ
ろう。
裕紀はゴールの瞬間、そしてヘルメットを脱いだ時、そして弟の遺影を手に
した時にはいつもの笑顔ではなく涙を見せていた。
一方、チームメイトのミケーレ・ピロにとっては早いうちから転倒してしまう残
念な1日となった。
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高橋裕紀(3位)
少し運に助けられた部分もあるが、弟の江紀に表彰台を捧げることが出来て
嬉しい。レースの間はトップ集団のペースについて行こうとしたが今日はそれ
ができなかった。でもこの表彰台は辛い厳しい週末への御褒美だと思う。レー
ス後はとにかく感情的になり涙が止まらなかった。このマシンがあれば良い結
果が出せると確信しているので、今はこれからの事を考えたい。
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ミケーレ・ピロ(22位)
非常に残念だ!良いレースにしようと思っていたが、自分の認識の甘さのせ
いでそれが出来なかった。ソフォーグルの後ろについていて、彼が左手に曲が
る時に少し大回りになり、まだ温まっていなかったタイヤで自分は転倒してし
まった。地面に強く叩き付けられ小指を痛め、エンジンからもオイルが漏れて
しまった。素晴らしい働きをしていたチームに申し訳ないよ。ルマンでのレース
で良い結果を出し、彼らに借りを返したい。
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ファウスト・グレシーニ
運が味方についた表彰台だったが、裕紀にとってはレースに出ることすら簡
単ではなかった。彼は勝つつもりで、自分の意思でエストリルに来たが、彼の
喪失の痛みは途轍もなく大きかった。彼はベストを尽くしたが、いつもの様に
集中することは出来なかったのだろう。彼は素晴らしい走りを見せ、非常に苦
しみ、当然のことながら狼狽していた。しかしこの表彰台は彼にこれから待ち
受ける他のどんな状況下でも良い結果を残せると言う自信になったのではな
いか。残念ながらピロはスタートから少し攻めすぎてしまい、今日掴み取れる
はずだった良い結果を逃してしまった。
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