2010 鈴鹿・近畿選手権シリーズ第5戦 鈴鹿4時間耐久ロードレース / レースレポート
鈴鹿4時間耐久ロードレースST600クラス
#19 Brodie Daniel Waters選手/宮嶋 佳毅選手 予選:TOP/決勝:優勝
予選 第1ライダーBrodie選手: 2 min19sec080 / 第2ライダー宮嶋選手: 2 min20sec617 /
予選総合 4 min 39sec697 / 決勝 BEST: 2 min 20sec745 天候:晴れ 気温:34℃
・ブローディ/宮嶋組優勝でモリワキクラブが2連覇
真夏の祭典「鈴鹿4時間耐久ロードレース」は、鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝の前日に
毎年行われており、本年は7月24日(土)に開催。国内ライセンスやフレッシュ
マンライセンスのライダーを対象としたアマチュアライダー最高峰の耐久レースである。
本年度は、モリワキクラブより「宮嶋佳毅」選手(26歳)とオーストラリア人の「ブローディ・
ダニエル・ウォーター」選手(18歳)のペアで、昨年の藤島/田原ペアに続き、鈴鹿4耐連覇
を目指した。
宮嶋選手のペアライダー/ブローディ選手は、レース2週間前に4時間耐久を戦う事が
決定し、急遽日本に駆けつけた。事前テストはHRF走行枠一回のみで、コンディションに
恵まれず、完全なドライでの走行がないまま、初めての鈴鹿サーキットでのレースに臨んだ。
7月23日(金)に行われた予選。今大会のグリット確定方式は、ライダー2人のトータルタイム
で決定される。予選は1時15分より、第2ライダー/宮嶋選手の走行が始まった。気温は38度
という酷暑の中、4ラップ目に2分20秒484を記録し2番手を確保。宮嶋選手はブローディ選手
の為にタイヤを温存する為、後半の走行を控えた。そして、第1ライダー/ブローディ選手の
予選が午後5時30分よりスタート。路面温度も下がり、コンディション的にも良くなった中、
4周目に2分19秒080のTOPタイムを計測。これがベストタイムとなり、モリワキクラブは
合計4分39秒697でポールポジションを獲得。
翌日行われた決勝も、昨日に続き酷暑となり、ライダーにもマシンにも厳しいコンディション
の中レースがスタート。オープニングラップは、宮嶋選手が2番手でコントロールライン
を通過。3ラップ目、宮嶋選手はスプーンでオーバーランをしてしまうが、すぐにコースに
復帰。ポジションは3番手をキープ出来たが、同じくスプーンでコースアウトしたマシンが
宮嶋の前に現れ、減速を余儀なくされ前との差が開いてしまう。
16ラップを終え、2番手で1回目のルーティーン。正確なピットワークでブローディ選手を
送り出す。そして26周目についにTOPに立つ。一度オーバーランをしてしまい順位を
下げてしまうが、すぐさまに追いつきサイドバイサイドの戦いが続く。
そして、33周を終え2度目のルーティーン。宮嶋選手にマシンを託す。その後は、安定した
走行が続き、残り3時間の時点で2位に約16秒の差をつけていた。
モリワキクラブは17周でのルーティンで周回を重ねる。84周目を終え、最後のルーティーン。
ブローディ選手が最後を務め、チェッカーまで突き進む。
高パフォーマンスを発揮したピレリタイヤやモチュールオイルのお陰もあり、最後まで
安定した走行で周回を重ね、そして午後1時チェッカーを受け、
2位の「磐田レーシングファミリー」に1'13.993の差、3位の「ADF&相馬塾 with ToyBoyとWP」
に1ラップ差をつけ、宮嶋選手/ブローディ選手が優勝。
そして、モリワキクラブは2連覇を達成。
宮嶋佳毅選手(26歳)
「鈴鹿4耐で優勝する事を目標に、トレーニングや準備を進めてきました。今回、ブローディ
選手が極めて少ない走行時間で、今大会に臨む事になった為、
彼にポジション等を合わせる形でマシンを仕上げました。サスペンションのセッティングは
同じ方向だったので問題なく進めることが出来、終始安定して走行できた事が
今回の結果に結びついたと思います。チェッカーの瞬間、チーム員とスタッフ皆で一緒に
ピットウォールに立ち、ブローディを迎えた時は感動で胸がいっぱいになりました。
今後は全日本を走れるようなライダーになる事。世界で通用するライダーになる事を目標
にがんばっていきます。」
ブローディ・ダニエル・ウォーター選手(18歳)
「レース2週間前にモリワキから連絡があり、鈴鹿4耐を走る事になりました。とにかくツナギ
とヘルメットを準備して駆けつけました。レース前に一度のTESTのみで今大会に臨みました。
本当に暑くて大変でしたが、モリワキのスタッフが最高の環境を準備してくれたおかげで、
無事完走する事が出来ました。それがとても嬉しいです。
最終ライダーとして最後までちゃんと走ろうと思って走りました。最後の3~4ラップは周回
遅れをパスする時も落ち着くようにと、自分に言い聞かせながらの走行でした。
最後2ラップは本当にドキドキしながらの走行でした。チェッカーを受け、ピットウォールを
見ると、登って手を挙げて喜んでいるのが見え、勝った実感が沸きました。
本当に信じられないくらいうれしかったです。これからの目標は、いつかMoto2に乗って
WGPを走りたいです。もちろん鈴鹿8耐にも参戦して、優勝したいと夢見ています」












