Remy Gardner – 父の1つ上を行く
Central Coast Junior Motorcycle Club: Remy GardnerはHonda CRF150RBを駆り、11~13歳の85cc 2ストローク-150cc 4ストローク (スタンダードホイール) レースで、全6周を通してトップを守る走りを見せ、Australian Dirt Track Championship初勝利を決めた。RemyはWorld 500cc Motorcycle Championの父、Wayne Gardnerの持たない勝利の実績を勝ち取り、非常に喜んでいる。
父・Wayneは誇らしげに、「スペインに拠点を移すRemyにとってJunior Dirt Track Championship獲得の最後のチャンスだったが、今年はこれまでダートトラックでのイベントは4回しか参加しておらず、十分に練習とバイクの調整も出来ていなかったので、大きな期待はしていなかったが、いつも通り、彼の今週末の出来を誇りに思うし、彼はTeam Gardner Racingとスポンサーに相応しい走りを見せたと思う。」とコメント。
週末3日間のレースは金曜日の午後のプラクティスとテスティングから始まった。1年間、スペインとオーストラリアでのロードレースに集中してきたRemyにとってはダートトラックバイクを駆りスピードを取り戻すには良いチャンスとなった。
土曜日もバイクのチューニングを続ける中、Honda CR85 2ストローク(ビッグホイール)で力強い走りを見せたが、CRF150RB(スタンダードホイール)のセッティングは完璧ではないようだった。土曜日の3ヒートが終わった時点での暫定順位は、CRF150RBでは5位、CR85では2位だった。
日曜日の午前中には雨が降りそうな中、Remyは第5ヒート目のレースで、CRF150RBでは3位、CR85は1位でフィニッシュ。若き才能あるライダー達は皆僅差ではあったが、Team GardnerはRemyがCR85で良い結果を出せる自信があった。しかしCRF150RBはどうなるか確信が持てずにいた。
最終ヒート、まずはCRF150RB(スタンダードホイール)クラス。ホールショットを決め、そのままひるむことなくフィニッシュラインまでトップを守りきった。家族でスペインへ活動拠点を移すため、RemyにとってAustralian Dirt Trackへ最後の参戦となったTeam Gardnerのピットでは涙も見られた。Remyに続き、2位がQueensland出身のZaine Kennedy、3位はNew South Wales出身のMax Crockerであった。
残すはビッグホイールクラス、Remyはスタートで少し出遅れたが、1周目で6番手から4番手に順位を上げる。しかし、その後他のバイクとミスでリアタイヤが接触してしまい、転倒リタイヤとなってしまった。このクラスはRemyが最も自信を持っていたクラスだったが、思うような結果は得られなかった。
Remyはレース後、「今週末の事については数週間前から話していたんだけど、長い間ダートトラックから遠ざかっていた事もあって、タイトル獲得は期待していなかった。でも本当は、スペインに移る前に、勝ってオーストラリアでのタイトルを獲りたいと強く願ってたんだ。なぜならお父さんがなしえていない事を自分はしたかったから。」とコメント。
Honda Tumit Motorcycle Accessories Australian Junior Dirt Track Championshipsは170以上のライダーが18クラスに参加し、大成功となった。若きライダー達は暑く湿った天候から、雨で泥まみれになったりと読めない天候・コンディションの中、勝利を掴もうと全力を尽くし、オーストラリアの子供たちがナショナルタイトル獲得を目指し一生懸命戦うことの出来る素晴らしい大会の1つであり、RemyとLuca Gardnerは2012年1月にスペインに拠点を移すことで参加できなくなるので、寂しい思いをするだろう。